2025-2026年度の国際ロータリー会長フランチェスコ・アレッツォ氏は、「UNITE FOR GOOD ― 良いことをするために団結しよう」というメッセージを掲げています。ロータリーのすべての成果、プロジェクト、パートナーシップは会員にかかっています。会員増強とは単に数字を増やすことではなく、集合体としての私たちの力をさらに高め、使命を継承していくことです。まず、誰も永遠には生きなれないと認識しなければなりません。クラブの高齢化に対する唯一の対策は絶えず新会員を受け入れることです。第二に、会員数が増えれば奉仕の力も広がります。会員が増えるということは奉仕に参加する人が増え、地域社会にさらに多くのリソースを投入できることを意味します。第三に、後継者育成計画が重要です。クラブは成長するか衰退するかのいずれかであり、安定した会員基盤というものはありません。私たちは会員の勧誘と維持をロータリーの中核的価値観としなければなりません。そうすることで今後数十年にわたって活気とインパクトを維持できるのです。ロータリー会員は行動人です。私たちは変化が起こるのを待つのではなく、自ら変化を起こします。行動する人は何をするのでしょうか。私たちは、良いことのために手を取り合います。これが2025-2026年度の会長メッセージ「UNITE FOR GOOD」です。 また、第2520地区ガバナー加藤雄彦氏による地区運営の方針「会員と共に歩むロータリーの旅 旅先は『検討し、更新しよう』“REVIEW & RENEW”」のもと、私たちの活動や運営についても改めて見直しをはかりクラブの活性化をめざします。
本年度の例会は会員の卓話を中心とし、会員相互の理解と親睦を深める場といたします。お互いを知ることがクラブの一体感を生み、奉仕活動への連携にもつながると信じております。また、例会を通じて、クラブの歴史と伝統を継承しつつ、40周年に向けたクラブの姿を会員と共に考える時間を育んでいきたいと思います。
会員増強と定着も大きな課題です。多様な人材を迎え入れ、誰もが関わりやすい開かれたクラブづくり目指してまいります。既存会員の皆さまには、これまで以上に参加しやすく、充実感を得られるような運営と雰囲気づくりを心がけてまいります。
奉仕活動は、タイの子どもたちへの国際奉仕支援と、盛岡市内のこども食堂への物資支援という二つの柱を中心に据え、これまでの継続的な取り組みを大切にしながら、子どもたちの健やかな成長と未来への希望につながる支援を展開してまいります。必要に応じて行政や他クラブとの連携も視野に入れ、地域とのつながりをより一層深めてまいります。 本年度は、団結と見直し、そして刷新の意識を全会員で共有しながら、それぞれが主体的に関わり、学び合い、支え合う一年としてまいります。ともに歩み、ともに築く、盛岡西北ロータリークラブらしい「良いこと」のかたちを、皆さまと創り上げていきたいと思います。どうぞ一年間宜しくお願いいたします。